スマートスピーカーを利用する人、しない人、これからは格差の時代
こんにちは。いかがお過ごしですか。
昨日はかなり暖かく、すでに春のようでしたが、花粉も多く飛んでいたように思います。
私は比較的大丈夫なのですが、花粉症の妻は一日中くしゃみをしていました。
前回は、日本でのスマートスピーカーの普及率は5.9%で、アメリカや中国の20%と比べてだいぶ遅れているというブログを書きました。
スマートスピーカーは単なる便利グッズではありません。
いろいろな可能性を秘めたこれからのキーデバイスです。
本日は「スマートスピーカーを利用する人、しない人」ということで続きを書きたいと思います。
日本が後進国にならないために
私は、日本でもっとスマートスピーカーを使用すべきと思っています。
それは、たんにIT機器の普及が遅れているというのではなく、生活を効率化させること自体に日本が遅れているのではと思うからです。
スマートスピーカーの存在する生活がすべてとは思いません。
ITガジェットがない、静かなのんびりとした生活も、もちろん大切です。
そのような生活に幸福を感じる人も多いかと思います。
しかし、日本は資本主義国であり、世界経済の一端を担っている国です。
資本主義というのは、いろいろな定義や考え方はあるとは思いますが、一口に言えばお金を中心とした弱肉強食の世界です。
資本主義のもと、自由競争の中で遅れるということは、経済的に弱者となり、他人や他国から使われる残念な立場になるということです。
日本はキャッシュレスの導入も大変遅れています。
また、規制が原因で、AirbnbやUberの導入も遅れています。
世界が技術進化している中、一世代古い技術が中心の生活では経済的に太刀打ちできなくなります。
今は、G8やG20に入っているので、先進国の一つ担っていますが、そのうちに出て行ってくれと言われる可能性もあります。
スマートスピーカーは近未来の扉の一つ
スマートスピーカーが普及すると少なくとも次のようなことが未来が見えてきます。
今後はスマートスピーカーを利用する人としない人で格差が広がると考えます。
パーソナルアシスタントを持つことができる
まだまだ機能は不十分ですが、個人一人ひとりがパーソナルアシスタントを持つことができるようになります。
現在は、簡単な検索結果の読み上げ、天気予報や予定表の読み上げ、予定の設定程度しかできませんが、これから急速に機能が充実していくと考えられます。
将来的には映画「her 世界で一つの彼女」のような世界になると思います。
[blogcard url=”https://eiga.com/movie/79523/”]
また、複数のスマートスピーカーを、昔のインターホンのようにつなげて、離れたところにいる人と会話できる機能も実装されはじめました。
単に特定の人と話しができるだけでなく、依頼内容に応じてスマートスピーカーが伝達先を選択することができます。
例えば病院などでは何でもかんでも患者に呼ばれてしまう看護師さんの手間を省くのに大いに役立つのではないでしょうか。
[blogcard url=”https://techable.jp/archives/94343″]
アマゾンエコーでは電話をかける機能も現在は実装されています。口だけで電話をかけられるということは非常に便利ではないでしょうか?
こちらのブログで実際に電話をかける動画が載っています。
[blogcard url=”https://smartio.life/smartspeaker/setting/amazon-echo/telephone/”]
スマートスピーカーを使いこなすには時間がかかる
スマートスピーカーが格差の原因になるのは、現状においては使いこなすためにはある程度の時間がかかるということです。
例えばアマゾンエコーではスキルというモジュールを設定する必要があります。
スキルはたくさんあるのですが、スキルをオンすること自体は簡単ですが、使いこなすためには、各スキルに対応した言葉を言わなくてはなりません。
スマートスピーカーで家電を操作するためには、eHomeなどのコントローラー設定が必要です。
一度設定してしまえば、大変便利になるのですが、そこまでにある程度の時間が必要です。
ホームページが重要でなくなる
これはGoogleも最近言い始めていると聞きます。
現在のホームページといわれるものは、あくまでも目で見るものです。
動画や音もありますが、視覚が中心です。
しかし、今後は耳で聴くものが中心になる可能性があります。
つまり耳で聴くものです。
これは、検索の世界で大きなインパクトがあります。
現在は検索をすると、検索結果として複数のサイトが表示されます。
しかし、これからは検索されて読み上げられるのは、トップのサイトのみになる可能性があります。
現在はSEO(Serach Engine Optimization、検索順位最適化)で順位を争っていますが、今後はトップにならなければ2位でも3位でも、それ以下でも同じということになります。
また、Webページもスマートスピーカーで聞きやすい形式に変わっていく可能性があります。
これは、いままでは「Web集客」などと言っていますが、「音声集客」になってしまうかもしれません。
まとめ
パーソナルアシスタントとホームページが無くなるというお話をしました。
いずれもスマートスピーカーが大きなキーになります。
これからの時代、スマートスピーカーを使う人、使わない人で生活の質も効率も違ってくると思います。
時代に乗り遅れないために、パーソナルスピーカーをもっと活用したいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
下は、私が購入したアマゾンエコーです。
合計2個購入しました。
画面なしと画面ありタイプです。
私が初めてエコーを買った時はスピーカータイプしかありませんでしたが、現在は画面タイプのものがあります。
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