売り手目線の接客に遭遇した

こんにちは。江原です。
いかがお過ごしですか?

今回はたまたま、売り手目線の接客に遭遇したことから、営業トークについて考えてみたいと思います。

自動車ディーラーへ行く

昨日、自家用車を購入したあるディーラーさんへ6ヶ月点検へ出すために自家用車を持って行きました。

実は、母親の関係で、母親の自宅(私の故郷で前橋市)の近くのディーラーさんからちょ無理して車を買った経緯があります。

そのディラーさんで、今回たまたま私の応対をしてくれたのは初対面の若い整備士の人でした。

残念ながら、その整備士が完全に売り手目線の接客でした。

私は黙って手続きをして帰宅しましたが、内心は「あなたの接客は見直す必要がありますよ」と叫んでいました。

接客するからには整備士といえども、営業を学ぶべきでしょう。

今回は反面教師としてこの整備士より多くを学びました。

下手な営業トーク

今回の6ヶ月点検で、通常の点検に加えて、有料オプションのボディーとガラスの撥水コートを薦められました。その場面です。

整備士:本日は水戸からわざわざ遠くまでありがとうございます。

私:実家が近くにあるもので。
(整備士さんは私がなぜこのディーラーで買ったのか理解していない様子)

整備士:規定の項目を点検させていただきます。
ところで、水戸からわざわざ遠距離ドライブするのですから、ボディーとガラスの撥水コートはいかがですか?

私:(遠距離ドライイブと撥水コートは関係ないだろうと思いながら)
以前撥水コートしてもらったことがあるのですが、すぐに効き目が切れてしまいました。
あまり効果ないと思っているので不要です。

整備士:撥水コートの効果は6ヶ月間維持することになっているのですね。

私:(6ヶ月だろうが何だろうが、効果が持続しないので撥水コートは割高と感じている。仕様はカタログ値であり、そんなのはディーラーさんの都合でしょうと思いながら)、、、、無反応を通す。

営業トークもブログも同じ

どこが売り手目線か

どこが売り手目線なのか分析してみます。
短い会話ながら営業が下手くそである要素がたくさんありました。

  • (遠距離を話題にするのならば)なぜ私が遠距離ドライブしてきたことを知っておくべき、知らないならばその場で質問すべき。私の事情は無視された気がした。
  • 遠距離ドライブと撥水コートは全く別なこと。この2つを結びつけるところに無理がある。
  • 撥水コートの効果が維持せず、割高と私が感じているのだから、会社の仕様をいくら私に言っても聞く耳は持たない。
  • 私の目的は車の6カ月点検である。故障なく、安全に車を走らせたいためにディラーを訪れていると言う意識がまるで欠如。

この整備士は、ディーラーの上の人から言われているので機械的にオプションを説明したと思います。
しかし、お客さんは何かの悩みや問題を抱えているから、お店を訪れているのです。

売り込みを受けるために訪問しているのではありません。

まずはお客さんの悩みや問題を解決して、安心感を与えるべきです。

それをしないでディーラーの都合のいい売り込みをかけても、売り込みは成功しないでしょう。

ブログも同じ

集客を目的としたビジネスブログも同じかと思います。
検索ユーザが「なぜこのブログを訪れてくれたのか?」それを意識しながら、悩みや解決したいことを想定しながら書くべきでしょう。
1対1の接客と比べて、ブログの場合直接やりとりができないので、想定が難しいです。
ですから、出来るだけ想定読者(ターゲット)を絞ることが重要になってきます。

まとめ

本日な下手な営業トークの整備士さんに接客してもらい色々と学びました。

気分はよくないですが、学びの場としては貴重かと思います。

私たちのブログも読者目線ではなく、とかく書き手目線になりがちです。
常に念頭に置き、いさめしたいものです。

ここまでお読みくださりありがとうございました。

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