流れはテレビ集客からWeb集客へ
こんにちは。
江原 裕です。
いかがお過ごしですか?
本日はテレビ集客とWeb集客について考えてみます。
世の中全体の流れはテレビ集客からWeb集客へ移ることは明らかです。これからはWeb集客の時代と言えます。
中小企業でビジネスをする方は、少しでも早くWeb集客というものを知る必要があります。
テレビ集客
TV集客の特徴は、情報を見る人が受動的に情報を見ることです。
(従来の集客を総称してとりあえず「テレビ集客」とここでは言うことにします。もし、もっと適当な単語があれば教えてください。)
受動的に情報を受け取るということは、チラシ、タウン誌など他の集客手段でも同じです。
受動的集客の問題は、そのことに興味のない人へも情報を流すため、ものすごす効率が悪いことです。
下はお馴染みのTVショッピングの画面です。誰が見ているか分からないテレビ視聴者へ向けて一斉に広告を流します。
TVショッピングを見たい人が見ているのでは?と思うかもしれませんが、「育毛剤」のコマーシャルは「育毛」に興味のある人にしか受け入れられません。
私はほぼ100%見ませんが、番組数が多いことから、まだまだ集客の主体でああることが予測されます。
下に総務省の統計データを掲載しましたが、60際以上の1日平均TV視聴時間は259.2分です。
最近はこんな番組表もあります。
情報のたれ流しが基本ですから、番組表を見てその番組(広告)をわざわざ見る人は少ないと思います。
Web集客
Web集客の特徴は、情報を見る人が自ら情報を取りに行くことです。主体的ですね。
下記のはYahooで「水戸 ジム」で検索した結果です。
検索結果ですから、この画面を見ている人は水戸市のフィットネスクラブに何かしらの興味がある人と言えます。
上位に広告が並びます。
下はGoogle広告のキーワードプランナーの結果です。
この1年間は月に1000〜1万件の検索があり、広告のクリック単価は89円から185円であることが分かります。
上記のYahooの検索結果から「広告」と表示されているリンクをクリックされた場合、1クリックあたり89〜185円の料金が加算されます。
料金に幅があるのは入札の結果であり、入札する料金が高いほど、検索上位に表示されます。ですから、トップの「エニタイムフィットネス」は1クリックあたり185円の料金を払っていることが予想されます。
これからはWeb集客が主流
下記は総務省の平成29年度の情報通信白書のデータです。
主なメディアの利用時間と行為者率の表です。
10・20代と60代のテレビ視聴時間の差は明らかです。
こちらは、同じく総務省の情報通信白書から、年齢階層別のインターネットの利用比率です。
年齢が上がるに連れてインターネットの利用率が下がるのが明らかです。特に65歳以上は大幅に利用率が下がります。
10、20代の人はTVを見ずにネットをしています。逆に60歳以上の人はネットをずに、TVを見ていることが分かります。
当然のことながら、このことから20年後、30年後はTVはほとんど見られなくなり、インターネットでの情報アクセスが主流になることが予測されます。
まとめ
情報媒体が、TVからネットへ移行していることは明らかです。
ですから、Web集客はこれからマーケティングにおいう主流のスキルとなってきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。