ペライチユーザのための「共起語」の使い方
こんにちは。いかがお過ごしですか。
今回は共起語の使い方について解説をします。
Webでの情報発信のためにはSEO(Search Engine Optimization)が必要です。SEOとはGoogleなどで検索された時、結果の掲載順序が上位にしていくことです。
検索結果が2ページ目、3ページ目以降ではせっかくサイトを作成しても、検索流入が無くあまり効果を発揮しません。
SEOのためには「関連キーワード」と「共起語」(きょうきご)の知識が必要になります。
前回は「関連キーワード」について紹介いたしました。
今回は「共起語」について紹介します。
共起語とは
共起語とは、あるキーワードと一緒に使用されることが多いキーワードのことを言います。
共起語という言葉自体もそれほど古い言葉では無く、SEOと共に生まれてきた言葉のようです。
「傘」の共起語は「修理」「税込」「折り紙」「yen」「傘寿」 などとなります。
関連キーワードと似ていて間際らしいですね。
「傘」の関連キーワードは「傘寿」「傘立て」「傘寿とは」「折り紙」「修理」 などとなります。
共起語と一部共通していますが、関連キーワードは検索の時に一緒に検索される可能性の高い単語です。
なぜ共起語が必要か
ではなぜ共起語がSEOのために必要なのでしょうか?
コンテンツの網羅性を高めるためです。コンテンツの網羅性とは、コンテンツとして必要な情報を備えており、ユーザーを満足させることができる可能性のことです。
真偽のほどは定かでありませんが、共起語がGoogleのサイトの品質評価に使用されているためと言われているためです。
Googleはクローラーというプログラムを使って、サイトの中身を読み取り、サイトの品質評価を行います。クローラーはプログラムなので、機械的なアルゴリズムで判断をしていきますが、その判断材料の一つが共起語の数です。
共起語が多ければサイトの中身は濃く、検索ユーザーを満足させることができると判断して検索順位をあげます。逆に、共起語が少なければ、サイトの中身は薄いと評価して、検索順位を下げます。
ペライチではどこに設定すれば良いのか?
それでは、ペライチではどこに共起語を設定すれば良いのでしょうか?
関連キーワードの設定とほぼ同じです。
ペライチでは、下記の項目で検索キーワードを設定することができます。共起語はコンテンツを厚くするための単語ですから、NO3のページ内の本文をおすすめします。
- ページ名(Tittle)
- ページ名の説明文(description)
- ページ内の本文
ペライチのSEOについてはヘルプをご参照ください。
共起語を調べるツール
共起語を調べる無料ツールをご紹介いたします。
サクラサクラボ
まずは「サクラサクラボ」のお役立ちツールです。
サクラサクラボはアカウント無しでも検索ができますが、1日の検索回数が制限されています。
無料でアカウントの作成ができ、検索回数制限も解除されますので、アカウント登録をおすすめします。
上記の画面から、「共起語調査ツール」をクリックすると、共起語ツールの画面になります。
キーワード入力欄に適当なキーワードを入力して「調査開始」ボタンを押します。
しばらくすると調査結果が表示されます。
テキストで表示されますし、CSV形式でダウンロードしてExcelで読み込ませることもできます。
大変便利です。
共起語分析ツール
共起語分析ツールです。
これは、キーワードに対する共起語を下図のようなワーククラウドと名詞、動詞、形容詞別に表示してくれます。
一日の検索回数が制限されていますので、適当に検索しているとすぐに検索ができなくなります。
キーワードをしっかり決めて検索する必要があります。
共起語の多用は要注意
共起語はSEOのために必要だと言われていますが、共起語のこだわると逆に検索順位を落とすというYUREKAさんの調査結果があります。
YUREKAさんの調査結果は共起語を無理に多用すると、コンテンツの内容は的外れになったり、ぼやけたりするのでSEOにとっては逆効果になるというものです。
確かにその通りだと思います。ご参考ください。
まとめ
共起語について解説をしました。
関連キーワードと同じく、共起語もWeb集客のためには避けて通れません。
共起語ツールを使用して、的確な共起語を調査して、あなたのサイトに含めていってください。
ただし、無理に多用すると、コンテンツの品質が下がり、逆に検索順位を落とすこともあるようです。ご注意ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。