TVはオワコンである3つの理由

こんにちは。

私は今のTVはオワコン(終わったコンテンツ)であると思っています。

ここで、TVとはNHKと民間放送局による従来の番組放映のことをさします。

ちょっと乱暴な言い方かもしれませんが、将来この仕組みは残らないと断言できます。

それは情報収拾や娯楽の手段としてはものすごく効率が悪いからです。

今日はTVはオワコンであるということについて私の考えをご紹介いたします。

番組の垂れ流し方式は効率が悪い

最大のデメリットは時間が制約されること

「番組を番組表にしたがって放映する」という事、当たり前のようですが、ITとインターネットが発達した現在においては、残念ながら古い仕組みとなってしまいました。

最大の欠点は大切な時間が制約され効率が悪いということです。

現在のTVの放送の仕方は例えれば「流しそうめん」です。

「流しそうめん」方式は効率が最悪です。

流れてきたそうめんをタイミングよく箸ですくい上げるように、その時放映している番組をタイミングよく観なければいけないからです。

例えばこのブログを書いていて、見たい番組が放送される時間になれば、タイミングを合わせるためにブログ書きを一時中断しなければ行けません。

一度中断すれば、せっかくの集中が途切れます。

TVを見る行為は情報収拾と娯楽でしかありません。私は、情報収拾と娯楽に貴重な時間を中断されたくありません。

私はこんな効率の悪い情報収集のやり方は出来るだけ減らしたいと思っています。

録画して後で見るは無駄な労力が必要

「ビデオやHDに録画して後でいつでも観ることができるではないか!」とも思いますが、「録画して後でみる」というプロセスにはものすごく無駄な労力も時間が必要です。

まず、TVや録画HD装置のリモコンで予約するのはものすごくまどろっこしくて使いずらくありませんか?

そして、せっかく録画予約したのに、失敗していたなんてことありませんか?

録画して番組がたくさん溜まって見ることができなくなっていませんか?

「録画する」という行為は手間と正確性、そして時間が必要なのです。

そして、「後から見る」の最大の問題は時間がたっているので情報が必要なタイミングを逃していることです。

時間が経てば、興味も薄れその番組を見るというモチベーションも下がります。

結局は録画するという労力が無駄になるのです。

録画などしなくても、「見たい番組を見たい時間に見る」ことができるというのがこれからの仕組みです。

他人とシェアできない

もう一つ大きな問題が他人と番組をシェアできないとうことです。

例えば、有益な番組、面白いドラマがあって家族や友達に教えてあげたいと思ったとします。

しかし、出来ることはあとで友達に「あの番組は面白かったよ」というだけです。言われた人は再放送でもなければ、もうその番組を見ることができません。

番組が放送されている最中に、LINEや電話で教えてあげることもできますが、それを知ったあなたの友人は番組を見はじめてもそれは残念ながら途中からなのです。

あなたがシェアしたい、あなたが見た場面はもう過去のものとなっていて、シェアすることは不可能なのです。

ITが進んだ現代において、「垂れ流し方式」という非効率なやり方はもう古いのです。

番組を見るまでは内容を知らない

2番目の理由は番組を見始めるまでは、その内容を知らないということです。

もちろんドラマやドキュメンターで内容をあらかじめ知った上で見る場合もあります。

しかし、ほとんどの場合はその番組が始まってから、「ああ今日はこんな内容なんだ」ということが多いです。

例えば、我が家ではNHK「ためしてガッテン」を毎週見ています。

しかし、番組が始まるまでは今日の「ためしてガッテン」のテーマを知りません。NHKのホームページを見れば事前に分かりますが、ホームページを事前にチェックするという手間をかけてまで見ようとはしません。

なぜかと言えば、「受動的」に番組を見ているからです。

言い換えれば行きあったりばったりで番組を見ているのです。

行きあったりばったりですから、当然記憶には残りません。右から左に流れてしまうのです。

先週の番組、先々週の番組の内容は全く記憶には残っていません。

これは、受動的に情報を得ているからだと思います。

自分で情報を取りに行けば、

番組の間にコマーシャルを見せるビジネスモデルが古い

番組を見せる代償にコマーシャルも見せるビジネスモデル

NHKを除く民放は、番組の間にコマーシャルを挟んで視聴者にコマーシャルを見せます。

あなたは番組を中断して見せられるコマーシャルが楽しいですか?

楽しいという方は少ないと思います。むしろ不快と思う方が多いと思います。

時にはコマーシャルで優先的に時間を消化してしまい、肝心な番組の時間がカットされることもあります。

TVで放映する映画などは分からないように場面がカットされて時間が短縮されています。

これはある意味視聴者をだます詐欺行為です。

映画のタイトルはそのままで、中身が劣化しているのですから、ひどい話です。

これでは視聴者はいやになってしまいます。

NHKはもっとひどい

NHKは民放よりももっとひどいと思います。

最近のNHKは公共放送と言いながら、放送中に番組の宣伝をどんどん放映しています。「こんなドラマやドキュメンタリーを放送するから見てくだい」という具合です。

一般の放送でBSの宣伝をすることもあります。

NHKなので宣伝のように見えませんが、視聴率を稼ぐためのコマーシャルです。

しかも、「受信料」を払っているのに見せられる有料広告です。

「受信料」も通常放送では14,545円(年額)、BSを見れば25,320円(年額)とものすごく高価です。これはNETFLIXのスタンダードプラン11,400円(年額)よりもはるかに高いのです。

本当にひどいです。

こんな理不尽はいつまでも続かないと思います。

画期的なZOZO前澤社長の現金100万円プレゼント

今年(2019年)の1月5日にZOZOの前澤友作社長が「ZOZOTOWN新春セール」のお礼として、前澤社長をツイッターでフォローしてRT(リツイート)すれば100名に100万円を配るというプロモーションを行いました。

1月12日に同氏のツイッターで結果も報告されています。

この結果、フォロワー数は50万人台から一気に10倍の500万人台へ激増したそうです。

一時期は600万人台に突入しましたが、その後激減が続いているようで、この文章を執筆している現在(1月19日)は533万人です。

激減の理由はよくわかりませんが、第二弾を計画していることを公式に発表しているので、それに備えてフォローを解除している人がいるのかと思います。

しかし、私はこのやり方は画期的だと好意的に見ています。

最大の理由は他人を楽しませて宣伝をするという画期的な方法だからです。

フォローした人は、嫌々ながら前澤社長のツイート画面をみたのではありません。喜んで見たのです。

反対意見としては、お金で人を釣ってフォロワーを増やすという行為はいかがかというものです。

しかし、「宝くじ」「競馬」や「競輪」だってお金で人を釣っています。世の中にはお金で人を釣ることはいくらでもあります。

まとめ

TVがオワコンであるという3つの理由を書きました。

これは私の意見にすぎませんが、大きく的は外していないないと思います。

もちろん、TVの番組で有益で楽しいものも多いです。しかし、情報収集や娯楽という点で、その仕組みは古くなってきています。

若者のTV離れが言われていますが、今後ますます加速するのではないでしょうか?

ちょっと長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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