TOEICのスコアに悩むな、英語の勉強は楽しいことが一番
こんにちは。いかがお過ごしですか。
今日は「TOEICのスコアに悩むなということで、英語の勉強は楽しいことが一番」ということで、前回ブログで書いた英語の勉強について、追記をしたいと思います。
私のこだわり
私は英語の勉強はこだわっています。
なぜこだわっているかは前回のブログに書きました。
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しかし、TOEICのスコアにはこだわっておりません。
TOEICのスコアに多くの時間を費やすのは効率が悪いと思っているからです。
会社からTOEICスコアのノルマが課せられていたり、もっと年収にリンクしている方にはごめんなさいです。
また、明らかに転職する際にTOEICのスコアを求められていたり、英語の先生を目指している人は対象外です。
TOEICとは
TOEICはTest of English for International Communicationの略で、一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が実施している英語の試験です。
英検などと比べてどちらかというとビジネスに関係する英語が出題されます。
1000点満点で、通常はリスニング(聴く)とリーディング(読む)の能力がスコアという試験の点数としてでてきます。
(ライティング(書く)とスピーキング(話す)のテストも別にある)
数字が大きいほど、英語の能力があるという証拠になります。
TOEICの勉強が効率が悪い理由
TOEICのために多くの時間が必要
TOEICでスコアを上げるためには多大な勉強時間が必要です。
私は英語の勉強をし始めた時はTOEICスコアは400点くらいでしたが、最後は800点に到達しました。倍になったのでうれしいのですが、約8年かかりました。
私は、800点到達を一つの目標としていたので、以降はあまりTOEICの勉強はあまりしていないし、受験もしていません。
下記のグラフをご覧ください。
Dodaで掲載されているTOEICの点数と年収の関係です。
年収は500点台で500万円くらい、800点を超えると再び上昇を始めます。
つまり、700点まではあまり年収は変わらずということです。
ということは、厳しいようですが、TOEICを勉強して年収につなげるためには800点以上が必要です。
TOEICのスコアの必要性は個人によりそれぞれかと思います。会社での昇格のためには一定以上のスコアが要求されている人も多いかと思います。
もし、会社から要求されていないならば、目標を800点程度に定めることをオススメします。
800点以上は多量の勉強時間が必要
TOEICのスコアと年収がリンクするのは800点以上です。
しかし、800点以上取るためにはかなりの勉強時間が必要です。
私は400→700点は4年くらいだったでしょうか。
平均1日1時間勉強するとすれば、300点/(365時間✕4年間)=0.2点/時間
700→800点は残りの4年かかりました。
同様に、平均1日1時間勉強するとすれば、100点/(365時間✕4年間)=0.06点/時間
になります。
1時間勉強しても0.06点しか上がらないのは、コストパフォーマンスが悪すぎます。
TOEICは受験テクニックが求められる
もうひとつ、重要なことはTOEICは受験テクニックが必要であるということです。
例えば、リスニングパートでは「まだ英語が流れているうちに、次の問題を先読みする」
とか、リーディングパートでは「多量の英文が出題されるので、全部は読まないでポイントだけを手短に見つけて解答する」などです。
難しいテクニックではありませんが、習得するにはそれなりの練習と時間が必要です。
私はTOEICの解答テクニックを勉強するのが悪いと言っているのではありません。
試験ならば必ず解答テクニックが必要となります。
TOEICのスコアのために英語の勉強以外の要素を学ぶことは効率が悪いということです。
TOEICが通用するのな日本だけ
TOEICが流行っているのは日本と韓国だけです。
世界レベルで共通な英語試験は、TOEFL iBTやIEFLです。
TOEFLは海外留学や海外研修をする人向けの試験です。
IEFLは海外へ留学する場合にスコアが求められる試験です。ハーバードやオックスフォードはでは受験の前段階で高いスコアが求められます。
TOEICのスコアは世界標準ではありません。
転職にもあまり役にたたなかった
私の場合ですが、転職にはあまり役に立たなかったと思っています。
今の会社に転職する時には私のTOEICのスコアは700点以上でした。
でも、現在の職場は海外の人が来たり、同僚にアメリカ人や中国人がいたりして割と国際的なのです。しかし、人数が少ない中小企業のためか、何点以上というTOEICスコアは求められませんでした。
TOEICのスコアは実践では役に立たないことを幹部は知っているのかもしれません。
再就職のため、必死にTOEICの勉強をしていた私に取って拍子抜けでした。
それよりも私が求められたのは、ITエンジニアとしてのスキルと日本語でも良いコミュニケーション能力でした。
英語はもっと楽しく学べる
今日私は、オンライン英会話のクラスを受講しました。
フィリピン人の先生から英会話を習ったのですが、約25分一緒に最近のITニュースを読解しました。
一人では最後まで読みきれないことが多いですが、先生と一緒ならば途中でやめるわけにはいかず、最後まで読み切ります。
また、ニュースを読んだ後に、先生から自分の意見を質問されます。
これも大変良い訓練で、論理的思考と英語での表現の両方を一度に勉強できます。
最新のIT情報を入手できるので大変役立ちます。
TOEICの受験テクニックの勉強に時間を費やすのとは天と地ほどの差があります。
まとめ
あくまでも私の場合ですが、これ以上のTOEICの勉強は効率が悪いです。
会社などからスコアを要求されている人は仕方ないですが、もし、900点などの高スコアを目指しているのならば、英語教師になる以外はやめておいたほうが良いでしょう。
その分、もっと役に立つ分野の勉強が効率よくできます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。