住居サブスクのOYO、日本の不動産業界に風穴をあけるか?

こんにちは。いかがお過ごしですか。

今日はこれから東京でセミナーなので手短にまとめます。

住居のサブスクリプション「OYO」

最近はいろいろなもののサブスクリプション化(月額課金)が進んでいます。一番先行しているのはアプリケーションの世界です。一般的なのはAdobeCreativeCCとOffice365でしょうか。

オンラインサロンなどもサブスクリプションです。

Amazon Prime,Audible,Kindke Unlimitedなどもサブスクリプションです。

自動車などもトヨタがKintoというサブスクリプションサービスを先日発表しました。

何でもサブスクリプションする世の中で、ついに日本でも住居のサブスクリプションサービス「OYO」が登場しました。

インド発のホテルベンチャー

OYOはインド発のホテルベンチャーで、すでにインド国内で350都市、10万以上の客室、中国でも171都市、8.7万以上の客室を提供しているようです。

日本では初上陸ですが、ソフトバンクビジョンファンドが100億円以上も投資しているようです。

貸し出される部屋はシェアハウスタイプが4~6万円、マンションタイプが10~15万円、戸建てタイプが25~45万円です。

価格的にはそれほど安いとは思えませんが、以前からあるウィークリーマンションのように、家具からWiFiまですべてそろっているようです。

本格的に賃貸物件を借りるよりは安く借りられます。また、例えば1ヶ月程度の滞在ならば、ホテルに宿泊するよりも安い設定です。

日本に住む日本人をターゲットにしているのではなく、外国から来て、1ヶ月程度の日本に滞在する人を対象にしているような気がします。

不動産業界の風雲児になるか?

不動産業界は昔ながらやり方がいたるところに残っています。それでも最近はSUUMOやHOME’sなどの大手物件サイトの登場で少しづつ変わろうとしていますが、いまだに街の不動産屋さんが物件を紹介するというスタイルを踏襲しています。

アパートなどの物件オーナーはおじいちゃん、おばあちゃんが多いのでなかなか新しいやり方が生まれません。

いまだに電話やFAXが連絡の手段の中心です。

しかし、私は近い将来、オーナー世代の交代により、不動産業界もどんどん変わっていくのではないかと思います。

SUUMOやHOME’sなどの大手物件サイトは以前は存在しなかったので、変化の一つですが、従来の入居者募集のやり方をオンライン化したに過ぎません。

しかし、OYOはそれを全く変えようとしています。

Airbnbも不動産業界のビジネスモデルを大きく変えようとしましたが、残念ながら、旅行業界との関係でいろいろな規制が生まれてしまい、いまだに日本では本格化していません。

OYOは旅行業界との軋轢を避けることができれば、もしかしたら日本で定着でき、不動産業界の風雲児になることができるかもしれません。

物件オーナーからしてみると

詳しいことは分かりませんが、OYOは物件を自社所有ではなく、個人の物件オーナーから賃借しているものと思われます。

ですので、物件オーナーからすれば、サブリースのような一括借り上げのような制度かと思います。

サブリースはレオパレスや大東建託で有名ですが、物件オーナーからアパートなどを一括借上げして、アパートの入居者に又貸しする制度です。

物件オーナーからしてみると、入居状況を気にする必要がないため便利なのですが、日本の借地借家法から賃借人(この場合、レオパレスや大東建託)が守られる仕組みのため、契約料金をいつでも値下げ交渉できるなど、物件オーナーが不利な場合が多々あります。

そういう意味ではOYOもサブリースに近い形になるので、もしかしたら物件オーナーにとってあまり美味しい仕組みではないかもしれません。

まとめ

住居サブスクリプションのOYOについて、不動産業界、および物件オーナーの観点からまとめてみました。

日本は規制や古いやり方、商習慣が残り、新しいものがなかなか成功しません。

日本がどんどん変わるためには、OYOが成功するかどうなるかは一つの指標になるかもしれません。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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